低圧受電と高圧受電の電気代比較

低圧受電と高圧受電の電気代の差は、実際に一体どれくらいなのでしょうか。

低圧受電と高圧受電の電気代の差は、実際に一体どれくらいなのでしょうか。

  1. 高圧電力に変えると、電気代はどれくらい安くなるの?

    高圧電力と低圧電力の契約比較

    低圧受電から高圧受電に変えると、どれくらい電気代が安くなるのか?実際に各電力会社の電気代をもとに比較してみました。

    主要電力会社の低圧電力と高圧電力の電気代比較

    参考にする電力会社3社の各電気単価は以下の通りです。(2020年1月時点)

    電気単価2020年1月時点 北海道電力 東京電力 九州電力
    低圧電力
    (従量電灯C)
    33.99円/kWh(280kWhを超える分) 30.57円/kWh(300kWhを超える分) 26.06円/kWh(300kWhを超える分)
    高圧電力
    (業務用電力)
    18.46円/kWh 16.38円/kWh(その他季) 12.00円/kWh(その他季)

    電力会社にもよりますが、高圧電力に変えると1kWhあたり電気単価が5~10円安くなることが分かります。

    ただこれでは実際にどれくらい差が出るものなのか、いまいちピンとこない来ないのではないでしょうか?

  2. (例)コンビニを例に年間電気使用量料金を計算

    コンビニを例に年間電気使用量料金を計算

    そこで低圧電力から高圧電力に変えるとどれくらい安くなるのかを、コンビニを例に計算してみようと思います。

    店舗の電気使用量の目安は、東京都環境局の発行した「コンビニエンスストアの省エネルギー対策(外部リンク)」を参考にしました。資料によると、都内コンビニの1店舗あたりの年間電気使用量は173,000kWhとなっています。
    これを1日あたりに換算すると、1日あたりの電気使用量は1日約480kWhです。

    東京電力の電気代(2020年1月時点)で計算すると、低圧電力の場合1kWhあたりの電気単価が30.57円、高圧電力なら1kWhあたり16.38円なので、高圧電力は低圧電力と比較して、1kWhあたり14.19円安くなることになります。

    となるとコンビニの1日の電気使用量は480kWhなので、高圧電力に変えると1日あたり480kWh×14.19円=約6,811円安くなるという計算に。

    年中無休で営業すると仮定すると、高圧電力に変えることで、1ヶ月で204,330円1年間で約2,486,088円もの電気量料金を削減できることになります。

    キュービクルの導入には数百万円単位の費用がかかりますが、このように長期的に考えると回収可能な金額であることが分かります。

    低圧電力30.57円/1kWh
    高圧電力16.38円/1kWh
    1年間の電力量料金5,355,864円
    1年間の電力量料金2,869,776円

    電気使用量料金が1/2

    1年間で2,486,088円お得に!

    参考:東京都環境局『コンビニエンスストアの省エネルギー対策
    https://www.tokyo-co2down.jp/documents/convini%20syouene.pdf

    キュービクルにかかる費用はどれくらい?

    キュービクルの導入費用やランニングコストについては以下の記事にまとめていますので、よろしければ合わせてご参照ください。